最近化粧品がお肌に合わない、ひりひりする、炎症を起こしている、などといった症状が出ることはありませんか?それは敏感肌になっているのかもしれません。敏感肌とは決まった定義はありませんが、化粧品の成分が原因だったり、ストレスや季節の変わり目、乾燥した空気、ダニ、ハウスダスト、雑菌、シャンプーや整髪料などが原因で、角質層のバリア機能が正常に働かなくなり、お肌が過敏に刺激を受けやすくなっている状態を敏感肌と言っています。また、他の人には何の影響もない特定の物質が原因でアレルギー反応を起こすのも敏感肌の一つです。紫外線が原因で肌荒れを起こす敏感肌もあります。皮膚にメラニンが少なかったり、皮膚が薄く、乾燥しやすいお肌が原因です。にきび肌も敏感肌の一つですね。アトピー性皮膚炎も敏感肌の一つ。皮脂の分泌量がとても少なく、角質層の水分保持力が弱いことが原因と考えられています。
お肌の一番表面にある層が角質層です。厚さは0.02ミリほどで、この薄い膜がお肌に触れるものから守ってくれる働き、内部の水分が蒸発しないように守ってくれる働きをしてくれています。これが角質層のバリア機能です。手で洗剤を触っても洗剤が肌に染み込んでこないのは、このバリア機能があるからです。健康なお肌は自分自身で保湿成分を作り出していますが、この働きが低下するとそれが原因で乾燥肌になります。乾燥肌はバリア機能の低下の原因にもなり、外からの刺激が入り込みやすくなり、少しの刺激にも反応するようになっていまいます。これが敏感肌です。バリア機能の低下が原因で敏感肌になると、化粧品がしみたり、ちょっとした刺激でもかゆくなったりします。
生まれつきお肌が弱く、敏感肌である先天的アレルギー敏感肌の場合と何らかの原因で敏感肌になってしまう後天的敏感肌の場合がありますが、後天的敏感肌の場合は、次のような原因が考えられます。刺激の強い化粧品を長期間使用している、お肌の乾燥をそのままにしている、洗浄力の強い洗顔料を常用している、ピーリングによる角質の除去のし過ぎ、刺激の強いクレンジングを常用している、お肌を強くこする習慣がついている、ダイエットをはじめ不規則な生活習慣が続いている、などが原因で敏感肌になってしまう場合があります。化粧水などの化粧品がお肌にしみたり、赤くなったりした場合は、お肌が敏感になっているサインです。放っておくとお肌はますます弱くなり、炎症を起こしたりする場合もあります。原因を取り除き早目の対処をしましょう。
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